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2023年11月16日（木）「経理・財務」特集と題し、「海外転職・海外就職希望者のための無料オンラインセミナー」を、JAC Recruitmentアジア・欧州7カ国（シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、インド、ドイツ）共同で実施いたしました。
海外求人に関する転職活動ポイント
今回のトピックス
１．各国における経理・財務職の採用マーケット（業界・職種）傾向
２．各国の直近の求人概要
３．各国の転職成功事例
当日の動画をご覧いただければ、各国の経理・財務職の採用マーケットについてより深く理解いただけると思いますが、現在のマーケット概要については以下の通りです。
シンガポール
・ 日系企業が主流で、外資案件は限られている
・ 事業会社では主に経理財務マネージャーが求められることが多い
・ 経理財務ポジションが中心
・ ビザ厳格化しており、即戦力重視
・ 事業会社は5～8年経験を求められることが一般的
・ 会計事務所は資格が必要、かつ最低でも経験3年以上
インドネシア
・ 自動車メーカーが主力産業
・ 経理ポジションはメーカーが7割、残りは商社や会計事務所
・ 求められるスキルとして、仕訳と決算書作成が基本必須
・ メーカーでは原価計算経験と移転価格税制の知識が重要
・ 英語又はインドネシア語が必要、メーカーでの語学要件は比較的低い
マレーシア
・ 外資SSC（外資系のシェアードサービスセンター）と日系企業の割合が半々
・ 外資SSC（外資系のシェアードサービスセンター））はジュニア多く、数年経験が一般的
・ 日系企業ではマネージャーポジションの採用が中心で経験5~10年、ビジネス英語必須
・ 外資SSC（外資系のシェアードサービスセンター）では、売掛・買掛・経費・給与計算の職種が多い
・ その他、日系企業の場合は、各業界の経理・財務経験、まれにCFOポジションも発生
タイ
・ 事業会社経理が7割、会計事務所が3割
・ 日本語スピーカーは主にローカルスタッフのマネジメント
・ ハイクラスポジションと有資格者常時募集
・ 事業会社はマネージャー以上、日系会計事務所のコンサルタント
・ 事業会社の経理は原価計算経験必須
・ タイ語ができれば、なお良い
・ 場所柔軟性があれば、選択肢増加
ベトナム
・ 90%以上が日系企業（製造業、会計事務所、建設業が主力）
・ IT業界で需要増、ハイクラスポジション（マネージャーレベル）増加
・ 事業会社経理財務マネージャー
・ 会計事務所会計士、コンサルタント
・ 経理・財務経験必須
・ 英語力は社内コミュニケーションレベルでOK
インド
・ 経理やバックオフィス職は通年募集している
・ 日系企業進出に伴い、会計コンサル担当者需要増
・ 製造業/非製造業ともに経理、総務、管理部門統括
・ 会計コンサルファームでの日系企業の担当ポジションが多い
・ 英語力、異文化コミュニケーション力重視
・ 未経験者も応募可（USCPAサポートの企業もあり）
ドイツ
・ 95%以上が日系事業会社（主に製造業、商社）
・ ドイツではドイツ語必須が多いが、中東欧では現地語必須ではない
・ 経理事務/アシスタントからスタッフレベル
・ マネージャー以上のポジションは駐在員のかたのリプレイスポジションが多い
・ 経理事務/アシスタント：2-3年実務経験とExcelスキル必須
・ マネージャー以上：5年以上実務経験、国際会計基準理解
・ 中長期的に現地勤務可能な方
参加者からのご感想
「自分が興味ある国以外の経理・財務職の話も聞けて、各国の状況も比較できてよかったです」
「経理セミナーでは、ビザの要件や生活コストなど、各国の状況を一覧で見ることができ、大変参考になりました。」
「直近の海外での経理のトレンドも知ることができてよかったです。」
「色々な経理の転職事例を知れたので、自分のキャリアや状況と照らし合わせてイメージがつきやすかったです。まずは実績を積むべく、経験を重ねようと思いました。」
今後とも、JAC Recruitmentではグローバル拠点合同の形式にて、継続的に情報提供の機会を計画しております。特定の国に興味がある方には、各国に特化したウェビナー企画も用意しておりますので、ぜひご参加ください。
お問合せ先
今回のセミナーで国を迷っている方や、さらに詳しくご相談したい方は、以下までお気軽にお問い合わせください。
Eメール：jacjapandesk@jac-recruitment.jp